フロイトのコースター:当オフィスについて②
自我、エス、超自我が・・
X、インスタにも投稿しましたが、ロンドンのフロイトミュージアムから、マニアックなコースターを入手しました。

フロイトは、人のこころに「自我ego、イドes、超自我superego」という3つの役割を想定しました。
イド(エス)は暴れ馬のように自分の欲求や衝動のままに動きたがる本能的な部分、超自我は「そんなことじゃいけないでしょう!」と強く戒める部分、自我はそのはざまに立って両者の調整をおこなうとされています。
そのそれぞれが、独立あるいは互いに影響しあって、思考や判断、行動がつくられていくという考えかたです。
つまり、混沌としてみえるこころの世界にも、一定の役割や秩序が存在するわけなのですが、そういうものが、各自「押すな押すな」となって、精神がいっそう混沌としていくことも少なくありません。
心理療法にて、これらの関係性や、どの役割の主張が強すぎるかなどに気づいていくことによって、うまくバランスをとっていけるようになります。
それにしても、デザイン!
書いてある内容も、フロイトの著作のなかから、選りすぐりの一文を抜き出してあるようです。とてもかっこいいコースターです。